神奈川県の「危険ドラッグ」予防CMが怖すぎる 県庁にいろいろ聞いてみた

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近年、何かとニュースになっている危険ドラッグ。危険な薬の成分をほんの少しだけ変えて売られているケースが多く、麻薬や覚せい剤以上に危険になっていることもあるとかないとか……

そんな危険ドラッグの怖さを伝えるために神奈川県が公開しているCMがTwitterなどで話題になっている。


トラウマになるレベルで映像が怖い


まずこのCMを見て頂きたい。危険ドラッグを吸っている男女の映像から動画が始まり、後に起こる恐ろしいことが映像で表現されている。最後の「危険ドラッグを使うと、あなたの人生が壊れます」という言葉と同時に流れる映像は特に強烈。




神奈川県庁の担当部署にいろいろ聞いてみた


さっそく、神奈川県の保健福祉局 生活衛生部 薬務課に電話していろいろ聞いてみました。

――CMが怖いと話題になっていますが、どなたが作ったものになりますか?
神奈川県が株式会社サイクロイドという会社に委託して作られたものになります。元々は4名のクリエーターにより4本のCMが作られましたが、街頭などで流しているCMではこれらの4本を繋いで、30秒にしたダイジェストバージョンになっています。「斎藤まりこ」「仲本有里」「キム・ハケン」「胡ゆぇんゆぇん」さんという4名が作画を担当されいます。

――神奈川県が危険ドラッグの撲滅に特に力を入れているのはなぜでしょうか?
昨年6月に池袋で危険ドラッグを使用した運転で死亡事故があったということや、県内の元県議会議員が危険ドラッグ所持で逮捕された事件などが発生し、県内でも危険ドラッグの流通を危惧して啓発や撲滅に力を入れていこうという方針からです。


――どのような場所で放映していますか?
神奈川中央交通バス、横浜駅や川崎駅や本厚木駅の街頭ビジョン、自動車教習所、映画館、ネットカフェで流しています。今年の3月には横浜スタジアムのオープン戦、神奈川のケーブルテレビで流していました。3月もかなり力を入れてCMを流していましたが、7月〜8月は街頭で流すことが多かったのでネット上などで話題になっているのかもしれません。

ネット上で盛り上がってきたのはここ最近。担当者にとっては意外な反響だったようだ。
(やったー麺)