ドイツブンデスリーガ・マインツに移籍した日本代表の武藤嘉紀。今月9日、チームのホームスタジアム、コファス・アレーナで入団会見を行ったが、サポーターがその後のトレーニングなどを含めた第一印象を、マインツのファンフォーラムでコメントしている。

ネット上では多くのマインツ・サポーターが「とても感じの良い印象を受けた。彼をマインツに迎え入れることが出来て嬉しい」「すぐに好感が持てた」「敬意を感じる」と、武藤への第一印象を「感じのいい選手」と口を揃えていた。

また、「新加入選手がスーツにネクタイで会見。本当にマインツでは目新しいことだ」「優れた教育を受けた人という印象。ベースボールキャップに短パン、サンダルといったファッションをこれまで見過ぎた」というコメントにもある通り、日本人選手に多いスーツ姿での入団会見にも、誠実さや新鮮さを感じ取ったようだ。中には「ファッションに関しては、うちのベッカムになるだろう」と、稀代のスター選手を名をあげて賞賛する書き込みも見られた。

ファースト・インプレッションで地元サポーターの心を捉えた武藤だが、早くも「9番のユニフォームを買う価値さえあるかも」や「格好いいな」「もう彼のことが好きだわ」「残念ながら既婚者なんだよ」といった、プライベートを巡る話も盛り上がっているようだ。

肝心のプレイの質に関しても、トレーニングを見たサポーターから「彼は強烈だよ」「武藤にワクワクしている」「良いシーズンを送って欲しい」「この男に凄く期待している」「新しいシンジに期待している」などと、退団した岡崎慎司の穴を埋める大事な戦力としての期待がかなり大きいようだ。