スコットランドの“怖すぎる”クラブマスコットが世界中で話題に
「やあ、みんな!」
クラブ公式ツイッター上で発せられた陽気な第一声とは裏腹に、お披露目された新マスコット『キングスレイ』くんのルックスは何ともエキセントリック。英BBC SPORTやテレグラフ紙が「恐ろしい新マスコット」と見出しを打ち、米CNNは「リサ・シンプソンの突然変異」と、アニメ『ザ・シンプソンズ』のキャラクターを持ち出して彼を紹介している。
そんなキングスレイくんをデザインしたのは、英国の著名な現代アーティストであるデイヴィッド・シュリグリー氏。グラスゴー在住でパーティック・シッスルのサポーターである彼は、アメリカで出会ったビジネスマンに愛するクラブの魅力を力説。そのビジネスマン、マイク・ウィルキンス氏はキングスフォード・キャピタルという投資会社の重役であり、両者が意気投合したことで、同社がパーティック・シッスルのスポンサーとなることがトントン拍子で決まったのだという。
さらに、アートに造形が深いというウィルキンス氏は、ユニフォームの胸に載せるキングスフォード・キャピタル社のロゴが「ありきたりでは無視されてしまう」と考え、シュリグリー氏にアーティスティックな新ロゴの製作を依頼。そうして生まれたのがキングスレイくんのデザインであり、クラブはロゴだけでなくスタジアムでファンを楽しませるマスコットキャラクターとしても、彼を採用する運びとなった。
シュリグリー氏はキングスレイくんについて、「スコットランドはあまり太陽が見られない。だからこそポジティブの象徴である太陽をモチーフにした」と意図を説明し、「きっとみんなを楽しませることができるだろう」と自信を語る。ウィルキンス氏も、「何か変化が欲しかった。これを見れば、クラブで何か新しいことが起こるのではと期待してもらえる。うまくいったよ」とニヤリ。
たしかに、何とも言えないトリッキーな容姿のキングスレイくんだが、一度見たら忘れられないインパクトがあるのも事実。こうして世界中でクラブのことが話題になっている時点で、パーティック・シッスルのPRは大成功なのかもしれない。
(記事/Footmedia)
