【コンビニ】一番おいしい「ポテトチップス」はどれ? プライベートブランド+α5種食べ比べ

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プライベートブランドとは、大手メーカーではなく、コンビニやスーパーなどのブランド名で開発、販売されている商品のこと。そのお店でし買えないオリジナルのものや、価格がメーカー品より安価なものなどがあります。

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コンビニにはさまざまなプライベートブランド製品がありますが、今回はスナック菓子の王道、ポテトチップスにターゲットを絞り、実際に食べ比べてみました。味は定番の「うすしお味」です! 用意したのは4種類のプライベートブランド商品と、標準の「カルビー ポテトチップス」です。果たして味に違いはあるのか!?

エントリーNo.1 FamilyMart collection
「ポテトチップス うすしお味」65g 100円(税抜き価格)

国産ジャガイモを100%使用。植物油、食塩といった基本素材に加え、チキンパウダーなどを使用しています。製造元は東京の山芳製菓株式会社。

エントリーNo.2 MINI STOP
「厚切りぽてと しお味」71g 100円(税込み価格)

厚切りが特徴のポテトチップス。原材料は国内産ジャガイモ、植物油脂、食塩と非常にシンプル! 製造元は北海道の深川油脂工業株式会社です。

エントリーNo.3 SEVEN&I PREMIUM
「うま味広がるしお味のポテトチップス うすしお味」70g 100円(税抜き価格)

セブンイレブンやイトーヨーカ堂で販売。食塩に「鳴門のうず塩」を100%使用し、昆布エキスパウダーも加えるなど、こだわりの商品になっている。製造元はカルビー株式会社。

エントリーNo.4 NATURAL LAWSON
「ポテトチップス うすしお味」60g 148円(税込み価格)

塩分を30%カットしたヘルシーなポテトチップス。内容量も60gと、ちょっとコンパクトです。昆布エキスパウダーを使用。製造元はカルビー株式会社です。

エントリーNo.5 カルビー 
「ポテトチップス うすしお味」85g 152円(税込み価格)

ポテトチップスといえばコレ。日本人ならだれでも口にしたことがある商品です。今年はちょうど発売40周年とのこと。「石垣島の塩」を60%使用しています。製造元は、もちろんカルビー株式会社です。

実食! 銘柄をふせて食べ比べてみました。

やっぱり食べてみないとね、ということで20代から40代の男女、計6名に集まってもらい、実際に食べてみました。商品名はふせてのブラインドテストです。

FamilyMart collection ポテトチップス

「味が薄めの感じがする……」
「軽い味わいで好き!」
「定番の味という印象、これ、カルビーかな?」
「しょっぱい! これうすしお味でしょ。あ、全部そうか」
「嫌いじゃないけど、これはカルビーのポテチじゃないね!」

スタンダードなポテトチップスという感想が多く出ました。1袋当たりの塩分は0.8gと標準的ですがエネルギーは361kcalと控えめのせいか、さっぱりした味わいという声も聞かれました。

MINI STOP 厚切りぽてと しお味

「香ばしい味、うん、これはおいしい」
「ざくざくしてますね、歯ごたえがいい」
「シンプルな味だけど、後味に甘みがありますね。」
「味が薄い気がするな……」
「ナチュラルな味だけど、これはカルビーのポテチじゃないね!」

厚切りということで、みなさん歯ごたえのよさを感じたようです。また、塩以外の調味料を使っていないせいか、自然な味わいという意見も。ちなみに1袋当たりの塩分は0.7gですがエネルギーは414kcalと少々高めのポテトチップスです。

SEVEN&I PREMIUM うま味広がるしお味のポテトチップス うすしお味

「うん、これはジャガイモの味が感じられるね」
「ちょっと甘みがある。おいしい」
「私にはちょっとしょっぱいかも……」
「さくさくした感じがいい。うまみもある」
「うまい! けど、これはカルビーのポテチじゃないね!」

原材料のジャガイモの味が感じられるという感想が出ました。全体的に高評価ですね。昆布エキスパウダーがうまみの原因でしょうか。ちなみに1袋当たりの塩分は0.7g、エネルギーは392kcalと、ポテトチップスとしては標準的です。

NATURAL LAWSON ポテトチップス うすしお味

「かたい、歯ごたえがありますね」
「ちょっと味が薄い気がするかな。あっさりしてる」
「うん、ちょっと薄味だね。そのぶん、たくさん食べられそう」
「3番目(SEVEN&I PREMIUM)と、ちょっと似ている」
「さっぱりしている。だからカルビーのポテチじゃないでしょ!」

銘柄や特徴を隠しての試食ですが、皆さん鋭いですね。確かにこのポテトチップスは、塩分控え目で1袋当たり0.3gです。全体の量も60gと少ないのですが70gに換算しても約0.35g。他の製品の半分以下です。エネルギーのほうも337kcal(70g換算で約390kcal)と比較的低く、ヘルシーな商品です。

カルビー ポテトチップス うすしお味

「ちょっとだけ酸味があるね。ビールに合いそう」
「そうね、しっかりした味。定番感がある」
「普通の感じがする。おいしいけど」
「後味でうまみを感じる」
「これがカルビーのポテチでしょ! ……自信無いけど」

さて、定番のポテトチップスです。味が濃いめでおいしいという意見が目に付きました。ポテチ好きの男性(40代)は、みごとカルビーの商品だと見抜きましたね。1袋当たりの塩分は0.9g(70g換算で約0.74g)、エネルギーは477kcal(70g換算で約393kcal)となってます。

まとめ

6名による食べ比べでは、最後に一番おいしいと感じたものを挙げてもらいました。ここでベストスリーを発表しましょう。

1位 SEVEN&I PREMIUM うま味広がるしお味のポテトチップス うすしお味
2位 FamilyMart collection ポテトチップス
3位 MINI STOP 厚切りぽてと しお味

製造元をよく見てみると、実は5商品中3つがカルビー製です。しかし、原材料や塩分量などはそれぞれ異なっており、味わいも確かに違いますね。それぞれのブランドのこだわりを感じさせます。

なお、ポテトチップの食べ比べは想像以上に楽しいです! ただし、かなりのどが渇くので注意しましょう。