近未来のサッカーボールは「ロボット化」…アディダス関係者が明言

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 ドイツの大手スポーツブランド『アディダス』の内部関係者が、近未来のサッカーボールについて「ロボット化していく」と明言した。5日のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。

 同紙はアディダスが昨年リリースした定価145ポンド(約26000円)のサッカーボール『マイコーチ・スマートボール』を取り上げ、同ボールの内部に組み込まれているセンサーがボールの速さ、弾道、回転など、選手のパフォーマンス向上に役立つデータを計測できることを紹介し、内部関係者トニー氏の談話を次のように掲載している。

ロボット化した近未来のボールは選手にナックルボール(無回転シュート)の蹴り方を教えてくれる。10年後のサッカー界では、すべてのタッチがボールによって計測され、数値化できるようになると思う。そうしたデータは選手のパフォーマンス向上や練習に役立つ」

 なお、同ボールは日本でも「蹴るだけで、全てが分かる。頭脳を持ったボール」として定価35640円で発売中。