11日、日本外国特派員協会で会見に臨んだ大関・琴欧州関。(撮影:吉川忠行)

写真拡大

大相撲の大関・琴欧州関(佐渡ケ嶽部屋)が11日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で会見に臨んだ。会場には、同協会の女性会員が大勢詰めかけ、大関の一言一言に歓声や笑い声が沸き起こった。

 相撲の難しい点について、大関は「勝負が早いところ。ちょっと間違えれば、すぐに負けてしまう」と説明。外国人のファンが相撲が簡単なスポーツだと考えていることを残念に思っているといい、「まわしを締めて、相撲を体験してもらいたい」と語った。

 来日した当初は、友達がいなくてホームシックがひどかったものの、「がまんしてけいこし、強くなろうと思った」という。横綱・朝青龍関については「スピードが一番ある」とした上で、「来場所は横綱に勝ちたい」と意欲を見せた。

 会見に同席した佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は、大関の綱取りについて「けがさえなければ、すぐにでも(横綱に)上がれる」と太鼓判を押した。【了】

■関連リンク
佐渡ケ嶽部屋