選挙が終わり、当選されたセンセイのお仕事も始って、約1ヶ月が過ぎました。ブラウン管や雑誌などで眺めていると、やはり一番目を引くのはスーツ。よく見ると、似たようなスーツを着ている人もいるような・・・。シンプルなデザインに赤やピンク・黄色などの鮮やかな原色が多いような気がするのは私だけでしょうか?

 このほど、女性議員の先生は、東京・銀座の婦人服店「銀座マギー」にてスーツを購入される方が多いという情報をゲット! さっそく取材を・・・と思いお電話したところ「ごめんなさい。購入されているのは事実なのですが、現在は問い合わせが殺到してしまい、ほかの方にご迷惑がかかってしまうので取材はご遠慮させております。申し訳ありません」とのコメント。うーん。残念。

 そこで、作戦変更!スーツの色選びからみる心理状態を、カラーコンサルタントの藤崎晶子さんにうかがうことにしました。

 「純粋で混じりけのないビビットな色=原色は、『意思決定の色』です。自分の方向性や存在価値に迷いがなく、自信を持っていることの表れですね」

 やはり迷いなし!という表れが色にもでているとは。

 赤は、進出色でとにかく目立ち、自己主張が強い人が好きな色。同時に燃えるような情熱とリーダーシップを表す色で、強さと統率力には欠かせません。男性はネクタイのさし色にしてもOKですが、興奮色でもあるので評判が落ちているときには身につけないほうが無難です。青色は、頭の中がすっきりとした聡明な方が好む色。黄色は、知的好奇心が高まり、人とのコミュニケーションを図りたいときに最適とか。

 黒や紺色、白、クリーム色というスーツの場合はどうなるのでしょう?

「黒は鎧の色です。流されない自分の意思を持っています。サラリーマンのスーツにも多い紺色は従順な雰囲気を作り、信頼感を生みます。また、白のスーツは、清潔感や誠実さを集める色であると同時に、尊敬を得る色です。真っ白のコーディネートはカリスマを演出しているのです。クリーム色は、温厚で優しい印象を与えます」(同)

 こうしてみると、何気ないと思われるスーツの色にも意味があるんですね。あなたの好きな色、ありました? スーツもいろいろ。色にもいろいろ。政治家のスーツ選びには、伝えきれないメッセージが隠されているのかもしれませんよ。(文/verb)

セブンシーズンカラーズ
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