企画展「新収蔵寄贈資料展」の会場(撮影:吉川忠行)

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東京都千代田区の逓信総合博物館で17日、「新収蔵寄贈資料展」(日本郵政公社郵政資料館主催)が始まった。関東大震災を題材にした絵はがきや、日本最初の郵便自動車の模型など、収集家や郵便関連の企業などから2004年度に寄贈された資料が展示されている。7月18日まで。

 同館で最初の一般公開が1902年6月21日に行われたことを記念し、同日を「資料の日」としている。過去1年間に寄贈された資料の展示会を、74年から毎年この日の前後に行っており、寄贈資料は一般資料、図書資料、切手資料の3つに分けられている。

 一般資料ではローソンの店内ポスト「ローポスくん」や郵便年金の宣伝用絵本「うらしまものがたり」など、明治時代から現在までの資料を展示。また、図書資料の中には戦前の資料のほか、郵政民営化に関した書籍もある。

 開館時間は午前9時から午後4時半(入館は午後4時)まで。月曜休館。入場料は大人110円、小・中・高校生50円(日・祝日無料)。【了】