戦後最低の投票率というすさまじい無関心の中で行なわれた総選挙で自公連立政権は大勝した。安部首相は総選挙時、「争点はアベノミクスの新任、不信任」と強調していたが、本来隠していた“本当の争点”がその大勝によって年明け早々、表に出てきそうだ。 それは今月から始まる通常国会の注目点にも表れている。財務省のキャリア官僚、A氏に聞いてみた。 「まず重要なのは予算です。財政状態が悪い