2011年3月11日、東日本大震災が起こって以降、富士山でも異変が立て続けに発生している。山体直下地震、異常湧水、斜面の変形、噴気現象の多発……。ここでは、東日本大震災後に起こった、富士山周辺で観測された異変の数々を列挙してみる。 ●静岡県東部地震(2011年3月15日発生。マグニチュード6.4、最大震度6強:富士宮市) 「東日本大震災」の4日後の3月15日、南西斜面2