香港の活動家が沖縄県の尖閣諸島に上陸した問題で、「けが人を出さないための『上陸ありき』のシナリオがあったのではないか」という指摘が相次いでいる。長島昭久首相補佐官(外交・安保担当)は出演したテレビ番組で「少し言い過ぎ」と反論するが、「最後の手段として、やむを得ず上陸させた」と、歯切れが悪い。政府は、抗議船の香港出港直後から「けが人が出るような強硬手段を用いない」とする対応方針を固めたとされているが