若者を中心に、妊娠の事実が判明してから結婚するいわゆる「できちゃった婚」が増加傾向にある。「できちゃった婚」で成立したカップルは毎年どれぐらいの数に上るのか。正確な数字は把握できないが、厚生労働省が人口動態統計をもとに集計した『05年度出生に関する統計』によって、結婚の期間が妊娠の期間よりも短い第一子出生の割合をみると、年々上昇傾向にあることが分かる。1980年の10.6%から2004年には26.7%へと上昇し