イスラム国邦人男性人質:ネットにふざけたコラ画像出回り「不謹慎」と批判の声

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 中東の過激派組織『イスラム国』が、日本政府に対し拘束している日本人男性二人の命と引き換えに、身代金2億ドル(約236億円)を72時間以内に支払うよう動画を通じ要求している件で、今Twitter上で更なる問題が起きている。

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イスラム国が公開した動画

 この要求は20日、ネットに投稿された動画を通じ発表された。日本政府はこれに対し、ヨルダンに現地対策本部を置き、各国とも連携して人質救出にあたっている最中だ。過去にはこうした人質交渉の末、人質が解放されたケースもあり、時間との戦いのなか緊迫した状況が続いている。

 しかしTwitter上では昨晩頃から「#ISISクソコラグランプリ」というハッシュタグが登場し、今回人質になっている二人及び、動画に登場していたイスラム国のメンバーとみられる男性を茶化した画像が多数投稿される事態が起きている。

 イスラム国は報道でも知られる通り、インターネットでの広報活動に力を入れている。もちろんTwitterもそれに含まれる。
そのため、イスラム国のメンバーらにもこのハッシュタグはみられているようで、イスラム国関係者とみられる人物のTwitterにはこんな内容が投稿されていた。

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▼1月21日5時33分投稿

#ISISクソコラグランプリ
Japanese people,You are so optimistic Is it because he said 5800 kms you think you are in safe zone. We have army everywhere.

日本人へ、貴方達は5800キロ離れた安全な場所にいると思っているかもしれないが、我々の軍はどこにでもいる。

イスラム国関係者とみられる人物の投稿

▼1月21日5時35分投稿

#ISISクソコラグランプリ
I really want to see your faces after these two get beheaded.

私は本当にこの二人が斬首されたあとの貴方の顔がみたい。

イスラム国関係者とみられる人物の投稿

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 他にもイスラム国関係者と思われる他の人物のアカウントには、Twitterに投稿されているコラ画像を添付し、「日本からの人質の運命がどうなるか仮面の男の手で他の人質の運命を見て別のビデオ、 ?」といった機械的に翻訳したと思われる日本語のコメントとともに、外国人男性が斬首される動画を紹介し、日本側を挑発しているようす。

 Twitterユーザーの中にも、一部のこうした悪ふざけを批判する人は多く、「不謹慎すぎる」「越えてはならない一線」「もしこれで二人が殺されたらどうするんだ」「お前らのやっている事はテロと同じだ」「なぜ挑発する」といった声が殺到している。