焼肉食べ放題」は肉質を問わなければあちこちで食べられますが、当日の朝採れた新鮮なハツとレバーを含むお肉を、ランチ時間帯の11時30分から14時30分の間、45分900円で食べ放題なのが「神保町食肉センター」です。ピーク時間帯にはかなりの行列ができるお店だということで、なんとか行列の短いうちに並んで食べまくってきました。

焼肉・ホルモン専門店】卸)神保町食肉センターグループ本店

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場所は東京都千代田区神田神保町2-16。東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線の神保町駅A4出口から徒歩2分ほど。JR中央線の水道橋駅からは徒歩で約10分。

神保町の交差点から白山通り沿いに北上していくと、お店がでーんと姿を現します。



ランチメニューは非常にシンプルで、「Aセット(もも・塩味+ネックピートロ・みそ味)」「Bセット(もも・たれ味+ネックピートロ・みそ味)」「Cセット(レバー・塩味+ハツ・塩味)」の3種類。肉2種類にライス、スープ、オニオンサラダがついていて、最初に頼んだ肉の皿が空になればあとは自由に注文するスタイル。45分間900円で食べ放題です。



レバーとハツは朝採りの新鮮なものを使っていて、お店の前に何時に採ったかが書かれています。



時間帯によってはこのように売り切れになっていることもあるので、レバーとハツを狙っている人は13時ぐらいまでに行った方がよさげ。



ランチ用に並び方が書かれていて……



実際、お店の前には人がぎっしりになります。



一人で行くとカウンター席に案内されます。すでに氷水入りのジョッキと火のついたガスロースターが用意されていて、準備万端。座るのとほぼ同時に最初にどのセットを注文されるか聞かれます。この日はまだレバーもハツも売り切れていなかったので、Cセットからスタート。



カウンター内では手早く肉の準備が行われ、あっという間に注文した品が手渡されます。



ということでCセットが到着。左半分がレバー、右半分がハツ。肉屋でトレイに入れられているレバーだとかなり濃い色のものをよく見かけますが、この朝採りレバーはとても鮮やかな色をしています。



これを一気に鉄板上に並べて焼いていきます。公式サイトにも書かれているように、使用しているのはこだわりのガス式テーブルロースターで、熱の通りが非常に早く、「食べ放題なのに肉の焼き時間で長く待たされる」ということはありません。



焼き上がったらごはんの上に載せて、いただきます。レバーはホコホコとした食感に濃厚な風味、ハツは歯が食い込むとプリッと押し返してくるような強い弾力に塩がよく合い、「できるだけ肉を食べよう」と思っていてもガツガツとごはんが進みます。



一皿目を食べると後はお肉は組み合わせ自由で注文できます。このお店の場合、注文は非常にシンプルで「塩」「たれ」「みそ」「レバー」「ハツ」から2つを選んで注文するだけ。「塩」「たれ」はもも肉のそれぞれの味、「みそ」はネックピートロ(豚肉)みそ味を指していて、「みそダブル(ネックピートロを2つ分)」「ハツ単品」や、最初に注文するのと同じ「Aセット(もも塩味&ネックピートロみそ味)」という注文の仕方もアリなようです。これは「みそダブル」。



肉と味の組み合わせはもも以外固定なので「ハツのたれ味」や「ネックピートロを塩で」はないものの、慣れると「次はどれにしようかな」とメニューを見ながら悩む必要がなく、非常に楽ちん。

これはハツ&たれ



こんなにゴロッと大きなレバーが食べられるのも嬉しいところ。



塩&ハツ。モモ肉とネックピートロもいくらでも入りそうなのですが、ハツとレバーのおいしさは他の焼肉店ではなかなかお目にかかれないぐらいに群を抜いているので、Cセットがある時はぜひハツとレバーを食べて下さい。



皿が空いたら焼き続け、たまに胸焼けしないようにオニオンサラダを食べ……



ごはんをおかわりしては食べ続けます。とにかく、肉がすぐに焼けるのがウレシイ。



だいたい20分〜30分も食べると満腹。最初から時間いっぱい食べ続ける気で来るか、友人と来ておしゃべりしながらゆったり食べない限りは時間ギリギリになることはないはず。45分が経過するとたとえ焼いている途中でもそこでタイムアップなので、無駄な注文をしないよう、時間内で食べきれるようにという点は注意。



おおむね、隣のスロット店の右端まで行列ができていたら30人待ちぐらいです。



しかし、900円でこのお肉を食べ放題というのはあまりに魅力的で、すぐに行列ができるのも納得。特にレバーとハツはどれだけ並んでいても食べたい品です。