「週刊少年ジャンプ」で連載中のバレーボール漫画「ハイキュー!!」(作者/古舘春一氏)。4月からテレビでアニメ放送も始まり(日曜夕方5時よりMBS・TBS系)、
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・めちゃくちゃ面白いです!30分が10分くらいに感じます!
・ハイキュー!!ちょっとヤバいくらい熱が来てる!!
・毎週日曜日の夕方が待ち遠しいです

と、ハマる人が続出。その人気に拍車がかかっているようだ。

小柄だけど運動能力の高い日向翔陽と、バレーの実力は高いが人とのコミュニケーションが得意でない影山飛雄の2人を中心に、高校バレー部の奮闘を描くストーリーは、スポーツマンガの名作ともいえる「スラムダンク」を思い起こさせる。

青春真っ只中にいる中高生、元バレー部で青春時代を過ごした大人、男同士の友情を見守る腐女子はもちろん、

・母が所属しているママさんバレーで流行っているらしく録画してます
・こんな時間にこんなおばさんがTVの前で正座してワクワクしながら見てるという
・今人気のバレー漫画「ハイキュー!!」を家族みんなで見ている我が家

など、とても幅広い層から支持されているようだ。

青春スポーツマンガということで、似たタイプの「テニスの王子様」「黒子のバスケ」と比べて見る人も多いが、

・黒バスやテニプリより、試合展開に現実味があるのがいい
・某バスケやテニスみたいに人間離れな事が起きない普通のバレー部の話で見やすい
・黒バスやテニスの王子様より臨場感あるのが好き

という書き込みが目立つ。

また、作中に多く登場する名言とも呼ばれる熱いセリフに、

・いいっ!!暑苦しいセリフだけど、こんな熱い気持ちでバレーボールやりたい!
・名言でましたよ!名言!!このセリフ!!涙出ちゃいますね
・大事な場面での重要な台詞に、今の状況を重ねて、おぉっ!となったりする

と心を揺さぶられている人も少なくない。マンガによく見られる特殊な能力や人間とは思えない技がなく、リアリティある展開ゆえに、素直に熱くのめり込めるところが、ハイキュー!!人気の理由の一つかもしれない。

ブロガーの間では、魅力的なキャラが多数揃っている所や、テンションの上がるオープニング( SPYAIRの「イマジネーション」)、エンディング(NICO Touches the Wallsの「天地ガエシ」)も大好評。で、

・最近ハイキュー!!を見て、バレーやりたいな〜って思ってバレーボール買いました
・もうバレー部入るか!!ぐらいの勢いで見てますww
ハイキュー!!のおかげで、 我が母校の男バレはようやく活気を取り戻したそうです

など、バレーボール人気を底上げしそうな書き込みも。

テレビアニメは7月から第2クールに突入し、オープニング、エンディングを一新。また、9月には3DSソフトが発売されるなど、今後の展開も楽しみなスポ根マンガ。まだまだ人気は高まりそうだ。

(高宮真琴)