by Brian

iOS端末に搭載されている「Siri」やAndroid端末の「Google Now」のような音声認識アシスタント機能として、Microsoftは「Cortana(コルタナ)」を開発中。現時点ではまだ正式発表されていませんが、The Vergeがスクリーンショットを公開しています。

Microsoft's 'Cortana' is like Siri for Windows Phone | The Verge
http://www.theverge.com/2013/9/12/4722472/microsoft-cortana-windows-phone-personal-assistant

これがCortanaの起動画面らしいスクリーンショット。「Need something?」と表示されていて、Siriと同じように話しかければその情報を検索してくれる状態です。


「現在、インターネットの情報を全吸収中。そんなに長くはかかりません」というメッセージ。


こちらは設定画面


CortanaはAppleのSiriやGoogleのGoogle Nowに対抗するべくMicrosoftが送り出す音声認識アシスタント機能。位置情報技術を持つFoursquareと提携して開発しているもので、Windows Phone 8.1に合わせてリリースされるのではないかと噂されています。名前はXbox向けの人気ゲーム「Halo」の中で、プレイヤーを導いてくれる女性型AI・コルタナに由来しているとみられます。

詳細なところはまだ不明な部分も多いのですが、サポート言語はイギリス英語・インド英語・アメリカ英語・ドイツ語・スペイン語・スペイン語(メキシコ)・フランス語・イタリア語・日本語・ポーランド語・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語・中国語・中国語(台湾)・中国語(香港)の15言語であることが明らかになっています。


日本ではWindows Phone搭載端末の取り扱いはほぼない状態になっていますが、Cortanaが日本語をサポートする予定であることと、端末の主要生産メーカーだったノキアをMicrosoftが買収して自らWindows Phoneの展開を進めていくことになっているという事情から、今後、MicrosoftがWindows Phoneの日本展開に力を入れることを期待したいところ。

ちなみに、Windows Phone 8.1とCortanaは4月に行われるMicrosoftのカンファレンス「Build 2014」の中で発表されるのではないかとみられています。