今季途中にマンチェスター・シティの監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏は、もう彼の世界から外にいることに耐えられないようだ。現在イタリアでバカンス中の同氏は14日、「早くベンチに戻りたい。来年のワールドカップで代表チームを率いるかもしれないね」と語った。

また、マンチーニ氏はナポリのラファエル・ベニテス監督に賛辞を述べ、マンCのFWエディン・ジェコのナポリ移籍を“後押し”している。

「シティにいたとき、私はよくフロントに(ナポリFWエディンソン・)カバーニのことを話していた。我々が強く関心を抱くかもしれない選手だったからだ。今の新たなプロジェクトにおいて、シティがまだ彼に関心を抱くかどうかは知らない」

「ジェコはとても素晴らしいストライカーだ。イタリアでは年間で20〜30ゴールを決められるだろう。私はそう確信しているよ」

「ベニテス監督は最高の指揮官だ。ナポリのように美しい、だが難しい場所で成功を収めるために必要な経験を備えている人だよ」

また、マンチーニ氏はミラノの2チームについても言及している。

「インテルは特殊なチームだ。とても強く、素晴らしい歴史を持つ。だが、簡単な場所ではないんだ。(ワルテル・)マッツァーリ監督には、インテルを再び上位争いに戻すだけのクオリティーがある。私はマリオ・バロテッリを人として愛しているし、選手としても彼は素晴らしい。彼の今後の幸運を願うばかりだよ」