W杯予選で衝撃の退場劇…アルゼンチン代表MFがスタッフ蹴りつける

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 ブラジル・ワールドカップ出場権をかけた南米予選が11日に行われ、エクアドル代表とアルゼンチン代表が対戦。試合は1−1の引き分けに終わったが、終了間際に衝撃的な退場劇が起こった。

 前代未聞の出来事は、試合終了間際の88分に発生。アウェー戦に臨んだアルゼンチン代表のMFハビエル・マスチェラーノが、負傷によりストレッチャーのカートに乗せられてピッチから運び出される際に起こった。エクアドルの選手が給水ボトルの水を放出してきたことが発端と見られ、激怒したマスチェラーノがドライバーにカートを停止するように要求。ところが、ドライバーが運転を続けたため、マスチェラーノが後ろからドライバーを蹴りつけた。

 行為を確認した主審は、マスチェラーノにレッドカードを提示。プレーとは関係ない行為で一発退場となったマスチェラーノは、思わぬ判定に驚きの表情を見せ、猛抗議を行ったが判定は覆らなかった。

 試合後には、マスチェラーノは自身のツイッターで「自分の行為について、謝りたい。正当性は全くなかった」と謝罪。なお、ドローで終わった結果、アルゼンチンは勝ち点26で首位、エクアドルも同21で3位を維持している。