27日放送、TBS「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」には、元プロテニスプレーヤーで、現在はタレントして活躍する松岡修造が出演した。

海外遠征やトレーニングによる錦織圭の年間移動距離が、16万5千キロと紹介されると、「海外でしか大きな大会がありませんから。ランキングが上がらない」と説明した松岡。移動にかかる費用については「基本的には実費」と話し、「(コーチやトレーナーなど)何人か連れていかないと?」と訊かれると、「強くなれたらですね。僕はもともとずっと一人です。だってお金ないでしょ」と、トップグループを除く、テニス選手の厳しい現実を明かした。

また、危険を伴う海外移動に話が及ぶと、松岡は「錦織圭と一緒に世界のトップを目指していたんですよ」といって、プロテニスプレーヤーとして2年間活動した経験のあるTBSの石井大裕アナウンサーを呼び込んだ。

すると、石井アナは「アフリカの大陸ですとか、中南米行きまして、身ぐるみ剥がされて、銃口を6回突きつけられたことがあります」と衝撃の告白。

「もう撃たれないようにお金をひたすら渡す。タクシーに乗って、知らない間に森の辺りに連れて行かれまして、“ちょっとお前、脱げ”と。運転手に。洋服を脱ぎ、それをあげ、お金あげて、時計あげて、“でもお願いだから、ラケットと靴だけは持っていかないでくれ”といって何とかそっから逃げるわけです。裸でラケットだけ持って、下山するわけです。森の中から。6回ありました。色んなところで・・・」と驚くべきテニス選手時代のエピソードを語った。