15日のセリエA第25節でパルマにホームで2−0と勝利したミラン。3試合連続4点目となるゴールを挙げたFWマリオ・バロテッリは、試合後にレアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督や、審判団に苦言を呈した。

「モウリーニョ? 彼はレアルでチャンピオンズリーグを制覇することを考えるべきだ。オレのことについてしゃべるのではなく、ね」
「ああいうファウルをオレがしたら、警告を受けるか退場させられるだろう。主審は試合を見直すべきだ。審判がああいうファウルを取ってくれたら、オレはこんなひっかき傷なしでピッチを出ることができるんだよ」

一方で、バロテッリは喜びも表している。ミランはこの日の勝利で、暫定ながら3位タイへと浮上したのだ。同選手は次のようにコメントしている。

「今はプレーの調子を取り戻しているところだ。ゴールは家族にささげるよ。次は、バルセロナ戦に向けて、チームメートたちをそばで支えたい。それからダービーのことを考えていく。これでオレたちは3位だ。でも、いつも言ってきたように、ミランの目標は、ほぼ不可能なことだけど、首位を狙うことだよ。インテルの前に立つことじゃない」