近いうち、おそらくは22日にも、ユヴェントスはアスレティック・ビルバオFWフェルナンド・ジョレンテの来季からの加入を発表するだろう。2017年までの4年契約、年俸450万ユーロ(約5億4000万円)にボーナスという条件で合意だ。

つまり、ジョレンテは1月ではなく、夏からユーヴェに加わることとなる。ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は、『ラジオ24』で「スクデットを獲得したチームをさらに良くするためのチャンスがあれば、我々はメルカートで動く。ジョレンテ? 彼の契約については楽観しているよ。いずれにしても、7月1日からユーヴェでプレーするだろう」と語った。

一方で、上海申花FWディディエ・ドログバとリヨンFWリサンドロ・ロペスについても、これまで以上に騒がれている。マロッタGMとファビオ・パラーティチSD(スポーツディレクター)は、国内の解決策に動く前に、あと4、5日は待つつもりだ。FWチーロ・インモービレ、FWマノロ・ガッビアディーニ、FWリッチモンド・ボアキエに関して、ジェノアとボローニャ、サッスオーロと衝突したくないと思っているからでもある。

「ビッグネーム」の獲得が実現しなければ、インモービレやガッビアディーニの獲得について、ジェノアやボローニャと交渉する必要がある。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長とボローニャのアルバロ・グアラルディ会長は壁をつくっている。すぐのボアキエ移籍をサッスオーロに納得させるのも簡単ではない。

一方で、ジェノアとの間では若手の補強に関して動きがあるかもしれない。ウニベルシダ・カトリカFWニコラス・カスティージョの代理人がイタリアに来る予定だ。19歳のチリ人ストライカーはU-20南米選手権で活躍している。ユーヴェとジェノアは共同で同選手を獲得するだろう。カスティージョがジェノアに残り、インモービレかFWマルコ・ボッリエッロがユヴェントスへ向かうかもしれない。

また、24日か25日には、18歳のエクアドル人トレクアルティスタ、ホセ・セバジョスの代理人とも会談が予定されている。