上海申花FWディディエ・ドログバの代理人の一人、カルロス・アリノ・バホ氏は、英紙『サン』で「イタリアでディディエを見られる可能性は十分にある。ユヴェントスとミランの関心は本物で、選手も移籍に興味を持っている」と語った。

だが、ユーヴェのアントニオ・コンテ監督(「オファーはしていない。金銭的にそういった取引は予定していない」)やミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督(「クラブの方針と合わない」)は獲得を否定している。

さらに、ドログバのマネジメントを担当する「スポーツPRカンパニー」は6日、ツイッターで「このコメントは事実ではない。この人物はディディエの代理人ではない」とツイート。同選手の代理人はティエルノ・セイディ氏だけだと強調した。

一方、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタ代表取締役は6日、次のようにコメントしている。

「FW獲得? チャンピオンズリーグのような重要な舞台で勝利を取り戻したいと望んでいるユヴェントスのようなクラブにとって、周囲を見回すのは当然のことだ。しかし、金銭的な論理に見合うチャンスが常に存在するわけではないのも明らかだよ」

また、クロアチアのメディアによると、インテルFWマルコ・リヴァヤが再びフランクフルトのターゲットとなっている模様。だが、この誘いは断られたようだ。リヴァヤはアタランタMFエセキエル・スケロットの獲得交渉において重要な存在と考えられている。

なお、MFヴェスレイ・スナイデルにアンジ・マハチカラから新たなオファーがあったようだ。だが、スナイデルは欧州の頂点を争うチームへの移籍を望んでいる。スナイデルは半年前もロシア移籍の可能性を遠ざけていた。一方で、代理人は最近、プレミアリーグ移籍への扉を開けている。