一部ファンに苦言を呈した緒方恵美のツイッター
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 一部のファンが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』上映終了後に三三七拍子をすることを呼び掛けているのに対し、同作に出演する声優の緒方恵美が苦言を呈している。

 17日0時から新宿バルト9にて行われる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の世界最速上映をめぐっては、上映終了後にテレビ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング曲「残酷な天使のテーゼ」を歌うこと、そして三三七拍子をすることをインターネット上で一部のファンが呼び掛けていた。それを知った緒方はツイッターで「本当にされるのかどうかは知りません」と前置きした上で「でも、本当にそうだとしたら。…非常に哀しく、かつ、憤りを感じます。 『絶対にやめて下さい』。強く願います」と苦言を呈した。

 「エヴァだけではなく、全ての作品は、その『幕引き』まで『観て下さる方に残る余韻まで計算して』…大切に大切に、作ってきたものです。作り手全ての、大切な『エンディング』です。『ファンだから』なのかもしれない。でもファンなら(一見ならもっとですが)、大事にして下さい。私達の思いを」と真意をつづった緒方。かつてコンサートで同様のことがあった際も、ラジオでファンに注意したことを明かした。

 そして、「応援するために三三七拍子を」「応援するために応援の踊りを」する人たちについても「『本当に(その対象のアーティストや作品が)好きなのではないのだな』と思います」と緒方は批判。本当に感銘を受けた場合は「『スタンディングオベーション』というカタチで表現して下さい」と呼び掛けた。

 この一連のツイートは瞬く間に拡散し、その反響の大きさには緒方自身も驚いている様子。緒方は「ありがとう」と感謝する一方で、「『Q』を見た直後、『三三七拍子をしなきゃ!』と思える余裕がある人は、、、。……そんなにいないと、思うんだけどね」と意味深長なつぶやきを残している。(編集部・福田麗)