ユヴェントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが家族と外出中に襲ってきた強盗を撃退したとイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ボヌッチは18日、夫人と子供を連れてフェラーリの購入を検討するため、カーディーラーの元を訪れていた。そして帰宅するため自分の車へ戻ろうとしたところに、後ろから強盗が接近し、ボヌッチの頭に拳銃を突きつけてきた。腕時計を要求してきた強盗に対し、ボヌッチは時計を渡すフリをして安心させたところに、パンチをお見舞いしたようだ。

 車の中から夫人の叫び声がする中、ボヌッチは強盗を捕まえようとしたが、相手は逃走。逃げ際に、「正気か?撃つぞ」と強盗が言ったようだがボヌッチはひるまなかったと報じられている。その後ボヌッチは警察に被害届を出した。

 同紙は、「映画のようなことが、現実に起きた」とボヌッチの行動を伝えている。

 なお、ボヌッチは20日に行われたセリエA第8節のナポリ戦に先発フル出場し、2−0の完封勝利に貢献している。