北朝鮮との軍事境界線に近い韓国坡州市で22日、建設中の橋梁(きょうりょう)が崩壊し、作業員14人が死傷する事故が発生した。中国メディアの人民網が報じた。

 警察によると、17人の作業員が橋にしっくいを塗る作業を行っていたところ、突然長さ55メートルの橋梁が崩壊、橋の上にいた14人が15メートル下の地面に落下し、2人が死亡、12人が負傷した。

 橋は川の上に掛けられており、全長539メートルの予定だった。負傷者はすぐに病院に運ばれたが、重傷者もいるという。警察は死傷者の氏名は明らかにしておらず、現在は事故原因を調査している。(編集担当:及川源十郎)