■2012J1第24節 札幌×清水 飯田淳平審判団評

「ファウルでもおかしくない」
石崎監督はそう会見で振り返ったように、議論できる判定だった。

飯田主審は、10分のジェイド・ノースのように、相手に手をかけたファウルはしっかりとるが、ボールにプレーできていると判断したタックルなどは簡単にとらない。
19分にはあきらかにハモンに抜かれた所を引っ張って止めた八反田に警告。25分のハンドではない判定時のポジションも良い。

迎えた38分。
2006年ドイツW杯時、日本×オーストラリア戦のようで、1996年アトランタ五輪の日本×ブラジル戦にも見えるシーンが起こる。
ヨンアンピンがGKとDFの間にロングパスを入れる。

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◇FBRJ:石井紘人
コーチ・審判員の資格を持つ。サッカー批評 、週刊サッカーダイジェスト、 をはじめ、サッカー専門誌以外 にも寄稿する。Football weekly中学サッカー小僧 で連載を行い、サッカーレフェリーに特化したFootball Referee Journal を運営。著作にDVD『レフェリング 』。ツイッター: @FBRJ_JP にてサッカーや音楽、政治経済の情報をつぶやく。