W杯アジア最終予選が幕を開けた。日本代表は3日、埼玉スタジアムで行われた初戦=オマーン代表戦に臨むと、本田圭佑、前田遼一、岡崎慎司のゴールで3点を奪い、幸先よいスタートを切った。主要メンバーによる試合後のコメントは以下の通りだ。

川島永嗣
――今日はあまりボールが来なかった?

「そうですが、その試合ごとにやらなければならない役割があるので、今日は今日で今日の仕事がありました。チームとしてもいいチャレンジが、ゴールに向かう姿勢を含めて出来たと思いますので、それを次につなげていきたいと思います。初戦というのはメンタル的にも難しいものがあるのですが、そういう意味ではいい入り方が出来たと思いますが、まだ1/8なので、次に向かって気持ちを切り替えていきたいと思います」

長友佑都
――2008年のオマーン戦は長友選手がワールドカップ関連で出た最初の試合ですね。

「そうですね。成長しているというのは実感しています。前回と比べたら余裕も全然違いますし。でも、自分が目指しているのはもっともっと上なので、満足したらそれで終わりだと思っていますし、満足できることはないし、課題はたくさんあるので、一歩一歩進んでいきたいと思います。3-0に満足していたら上には行けないので。冷静にやれば大丈夫だから、あとは精度を上げていければと思います。まだまだやっていかないと、これで満足は出来ないです」

遠藤保仁
「次の試合が大切なので。ともかくいいスタートを切れてよかったと思います。ヨルダンはアジアカップで苦しめられて、相手はそのイメージを持ってくるでしょうが、僕たちはそれを払拭するだけです。今日は多少なりとも固さがあったと思いますが、3-0で終われたのでよかったと思います」

前田遼一
「今日はあまり後ろにボールを下げずに前に行こうと思っていたので、そういう意味ではちゃんと前に運べてよかったです」
――ゴールが取れて吹っ切れたのではないですか。
「そうですね。強いていえば、もっと点を取りたかったのですが」
――でも、あのゴールは決められないことも考えられるような場面からでした。
「あれが入るのは大きかったですね。トラップはミスでしたから。あれが決まったのはラッキーな面もありました(微笑)。次も点が取れるようにまた頑張ります」

吉田麻也
「(青いシューズ袋を高くぶら下げながら)長谷部が〜、嬉しさのあまり〜、シューズを忘れました〜(といいながらミックスゾーンを通り過ぎた)」

清武弘嗣、細貝萌、酒井宏樹、試合直後のコメントはコチラ