韓国でまた車が急発進する事故、今後はパトカーが壁に激突

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韓国で車の暴走事故が相次いでいる。今月6日、ヒュンダイの車が突然暴走するという事故が発生したが、それから約10日ほど経ち、今度はルノーサムスンの車が暴走した。

韓国済州島の西帰浦警察署によると、西帰洞で17日午後10時15分ごろ、警察官が飲酒運転の取り締まりを行おうとパトカーに乗り、エンジンをかけた瞬間、突然車が暴走した。

車は向かいから走ってきたタクシーとぶつかり、歩道に乗り上げそのまま民家のブロック塀へ。警察官とタクシー運転手は軽傷を負い、ブロック塀は大きく崩れた。

暴走した車に乗っていた警察官は、2009年型のパトカーにエンジンをかけギアを入れると、車が轟音を出して突進したと当時の様子について語った。

警察は原因を究明するため、車を国立科学研究員に調査を依頼した。韓国では今月6日にも、信号待ちをしていたヒュンダイの車が突然動きだし、15秒で130キロまで加速して車に激突するという事故が発生している。今回事故を起こした車はヒュンダイではなく、ルノーサムスンのSM3というタイプだが、相次ぐ暴走事故を受けて韓国のインターネット上には安全性について憂慮する声が集まっている。

参照:済州島民日報
参照:国民日報

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