RAZRがスマートフォンになって復活!モトローラの極薄&軽量「MOTOROLA RAZR IS12M」を写真でチェック【レポート】

薄い!軽い!バッテリーも大容量のRAZRは買いだ!

既報の通り、KDDIは16日、au向けの2012年春モデル発表会を都内で開催し、モトローラ・モビリティ製のスマートフォン「MOTOROLA RAZR(モトローラ・レーザー) IS12M」(以下、IS12M)を3月上旬以降に発売すると発表した。展示会場でIS12Mを試すことができたので写真を中心に紹介する。

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本体正面。左から「シャドーブラック」「グレイシアホワイト」の2色展開


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本体背面。テクスチャデザインとモトローラのロゴが国内メーカーとは一線を画す


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ディスプレイ直下にはメニュー、ホーム、バック、Google検索の各種センサーキーを搭載

本体のサイズは約69(W) ×131(H) ×7.1(D)mm(最厚部 約10.7mm)、質量は約127gと今回発表された5機種の中で最も薄いスマートフォンとなる。ディスプレイは約4.3インチのSuperAMOLED Advanced(有機EL)を搭載し、解像度はQHD(540×960ドット)。1.2GHzのデュアルコアCPU(OMAP4430 + MDM6600)を採用し、バッテリー容量も1,780mAhと大きめの容量を搭載している。

薄型による強度を保つためKEVLARファイバーを採用。同じ重さの鋼鉄の約5倍の強度を持つのだという。また、薄型化に伴い背面の電池カバーは非搭載となっており、バッテリーの取り外しはできない。

RAZRはかつて「MOTORAZR(モトレーザー)」と呼ばれ、モトローラ製の薄型の携帯電話のシリーズとして知られ、国内では2006年から2007年にかけてNTTドコモから当時のRAZRシリーズをベースにしたモデル「M702iS」「M702iG」が発売された。


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本体向かって左側面(画像上)にはスロット、右側面(画像下)には電源キーと上下キー


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左側面にはau ICカード(microSIM)スロットとmicroSDカードスロット

本体向かって左側面にはau ICカードスロットとmicroSDカードスロットを備える。au ICカードはmicroSIMを採用しているため従来サイズのau ICカードは利用できない。今回発表されたモデルで唯一microSIMを採用したモデルとなる。また、microSDカードは最大32GBまでのmicroSDHCに対応している。


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本体上部側面(画像上)と下部側面(画像下)

本体上部には3.5mmイヤホンジャック、microUSB端子、HDMI端子を搭載、下部側面には端子やスロット類などは搭載されていない。


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背面のテクスチャとモトローラロゴ


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背面のカメラ部分

背面のメインカメラは約800万画素のCMOSを搭載、本体正面に約130万画素 CMOSのサブカメラも搭載している。メインカメラでは最大1080pのフルハイビジョン撮影が可能。静止画は最大3,264×2,448ドットの撮影ができる。


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Androidのバージョンは2.3.6


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「無線とネットワークの設定」画面。WiMAXおよびテザリングには対応していない


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内部ストレージのユーザー領域(空き容量)は約8GB

ROM容量は前モデル「MOTOROLA PHOTON ISW11M」(以下、ISW11M)と同等の約16GBと大容量。本体メモリーが約3GB、内部ストレージが約8GBの11GBがユーザー領域となる予定。RAMもISW11Mと同じく1GB。


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「設定」には「データマネージャー」と「バッテリーマネージャー」


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ブラウザ画面


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「スマートアクション」のアイコン


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スマートアクションの解説画面


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スマートアクションのサンプルルール画面


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バッテリーエクステンダー

スマートアクションは利用シーンにあわせて各種アクションが行えるアプリで、あらかじめ設定したルールによって機能の起動や停止が行える。例えば端末の利用が少ない深夜にはWi-Fiの機能を自動でOFFにするなど単純にバッテリーの管理ではなく、不必要なアクションを抑制することで結果的にバッテリー節約ができるとのこと。

各々細かく設定することもできるが、利用シーンを読み取って自動的に最適化されていくことも可能だという。説明員によると海外版にも搭載されているアプリだが日本語版として標準搭載されているのだという。


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専用クレードル


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クレードルにIS12Mを設置


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クレードル背面


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モニターに出力することでPCライクにIS12Mを操作できる

前モデルのISW11Mと同じく専用クレードル「HDステーション」も用意され「Webtop」に対応する。HDMIケーブルでモニターと接続したHDステーションにIS12Mを設置するだけで利用できる。HDステーションにはUSBポートが3つ搭載されており、キーボードやマウスを接続してモニターを見ながら操作ができる。もちろんUSB経由でなくともBluetoothに対応したキーボードやマウスを接続することも可能。展示会場には「車載用マウント」も展示されていたほかに、「HDドッキング」も発売される予定。


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アクセサリについての表記

HDステーション、HDドッキング、車載用マウントはモトローラでの取り扱いとなるためモトローラのカスタマーセンターに問い合わせが必要とのこと。

主な仕様
基本スペック
商品名MOTOROLA RAZA IS12M
プラットフォームAndroid 2.3
メーカーMotorola Mobility
ディスプレー約4.3インチ
SuperAMOLED Advanced
QHD (540×960)
サイズ約69 (W) ×131 (H) ×7.1 (D) mm (暫定値)
(最厚部 約10.7mm)
カメラ約800万画素/ CMOS
サブ: 約130万画素/CMOS
重量約127g (暫定値)
連続通話/待受時間約580分/約220時間 (暫定値)
カラーシャドーブラック
グレイシアホワイト
外部メモリーmicroSDHC (最大32GBまで)


対応サービス・機能
Eメール (〜@ezweb.ne.jp)
Wi-Fi (IEEE 802.11a/b/g/n)
SMS (Cメール)
Bluetooth (4.0LE+EDR)
緊急速報メール
microUSB
デコレーションメール
グローバルパスポート (CDMA/GSM/ UMTS/GPRS)




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MOTOROLA RAZR IS12M | スマートフォン | au by KDDI
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MOTOROLA RAZR(MOTOROLA)
Motorola Mobility

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