ハンコックレディの瀬木まりえ(左)と、よしのひろこ(右)
2011年を持って、レースクイーン引退を決めた「ハンコックレディ」のよしのひろこ。礼儀正しい仕事ぶりで関係者からの信頼も厚く、後輩たちの良きお手本でもあった彼女が引退するというのは、実に寂しく、とても勿体ないような気もするが、これも時の流れ・・・。コスチュームを脱ぎ、レースクイーンの肩書が外れた今、彼女が何を思い、どういう経緯でここまで歩んできたのか、改めて迫ってみたい。


――今年でレースクイーン引退。今の率直な気持ちを聞かせて下さい。

よしのひろこ(以下、よしの):寂しい気持ちもありますが、達成感の方が大きいですね。レースクイーンとしてのキャリアは6年なのですが、後半の3年間は「ハンコックレディ」として、同じチームでやれましたし、それだけ長く務められた分、チームにも溶け込めたと思うので、やり遂げたという気持ちが大きいです。

――今のよしのさんにとって、レースクイーンとは何ですか?

よしの:最初は飾り程度だと思っていたのですが、後半はチームの一員だと思うようになりました。それは多分、チームの方々が、そのように扱ってくれたからだと思うんですけど。

――レースクイーンとしての6年間を振り返って、一番嬉しかったことは何でしょう?

よしの:一番嬉しかったことは、今年の開幕戦でいきなり優勝できたことですね。一昨年にも優勝しているのですが、一年だけだと「その年だけだ」って言われちゃうじゃないですか。でも、今年も優勝できたことで、一昨年の優勝の裏づけもできたと思うので、今年の開幕戦での優勝が一番嬉しかったですね。

――なるほど。逆に辛かったことは?

よしの:去年、チームがとても苦戦していて、それを間近で見ているのが、とても辛かったですね。あと、年間通してフル参戦できなかった年は寂しかったです。

――苦労したことはありますか?

よしの:一番最初、スポットでレースクイーンをやった時は苦労しましたね。何をやったらいいのか分からないので、その都度、指示されたことをやっているだけでした。なので、終わったあともレースクイーンをやったんだ!という実感が無かったんですよね。でもそれで、このままじゃ嫌だなと思うようになり、ちゃんとレースクイーンをやりたいと思うようになりました。

――その時の思いが、その後の6年に繋がってった訳ですね。

よしの:はい。そのころ関西に住んでいて、地元のプロダクションに所属していたのですが、そこからは「君はレースクイーンには向いてないよ」って言われてたんです。でも、どうしてもやりたかったので、夜行バスに乗って東京までオーディションを受けに行きました。

――今後はどうして行くんですか?

よしの:レースクイーンをやり遂げたと言う達成感がある一方、企業のキャンペーンガールという立場上、できなかったこともあるので、今後は、これまでやりたかったけど、やれなかったことに挑戦して行きたいですね。できればDVDが出したいです!


レースクイーンという役割にピリオドは打ったものの、既に次のステップを視野に入れているよしのひろこ。サーキットで会う機会は無くなりそうだが、ファンとの接点が途切れる訳では無い。近々では、12/26(月)に「 Fresh!CAfe」でバースデーチャット。年明け、1/7(土)には、よしの家と銘打っているオフ会が催されるとのこと。詳しくは彼女のブログ参照

よしのひろこ

■よしのひろこ
・誕生日/1981/12/26
・サイズ/T165 B82 W58 H88
・血液型/A型
・出身地/奈良県
・魅力点/くちびる・黒髪
・愛称/ひろぽん・ぽんぽん
・趣味/ロードバイク・運転・カラオケ
・特技/料理

瀬木まりえ

■瀬木まりえ(せぎまりえ)
・誕生日/1989/05/28
・サイズ/T161 B83 W58 H83
・血液型/O型
・出身地/愛知県
・魅力点/白い歯・ウインク・ぷっくり唇
・愛称/瀬木ちゃん・まりりん
・趣味/海水浴・散歩・変わったものを見つけること
・特技/歌舞伎の睨みができる

(文・写真/矢沢隆則)

■関連サイト
よしのひろこ-公式ブログ