【特別寄稿】遠いようで近い日本代表の北朝鮮への道(森雅史)
11月12日、早朝タジキスタンから到着した日本代表は16時からトレーニングを予定していた。だが日本代表が練習場に到着したのは16時20分。実はその20分間には朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の配慮が詰まっていた。
当初、日本代表は北朝鮮のビザの申請を14日の早朝と考えていた。というのも、タジキスタン戦を終えて北京に到着するのは12日の土曜日。通常なら北朝鮮大使館は業務を行っていない。
だが、事前の打ち合わせで大使館は土曜日に申請を受け付けるとしてきた。ビザの受け取りは本人が行わなければならない(これは日本がビザを発行したときも同じだったという)が、それでも出発日の当日、大使館でじっと待つよりも効率的だ。
そして12日、午前中に申請をすると、15時30分には発行するという。そこで小倉会長以下スタッフおよび選手がほぼ揃って行ってみると、48人分が20分程度でスムーズに発行されたという。
これで選手たちは月曜日の早朝をゆったり過ごすことができるようになった。試合に向けてのコンディションも少しはよくなるはずだ。小さな出来事ではあるが、スポーツの交流にふさわしい話でもあった。
・【特別寄稿】近くて遠い北朝鮮への道のり(森雅史)
当初、日本代表は北朝鮮のビザの申請を14日の早朝と考えていた。というのも、タジキスタン戦を終えて北京に到着するのは12日の土曜日。通常なら北朝鮮大使館は業務を行っていない。
そして12日、午前中に申請をすると、15時30分には発行するという。そこで小倉会長以下スタッフおよび選手がほぼ揃って行ってみると、48人分が20分程度でスムーズに発行されたという。
これで選手たちは月曜日の早朝をゆったり過ごすことができるようになった。試合に向けてのコンディションも少しはよくなるはずだ。小さな出来事ではあるが、スポーツの交流にふさわしい話でもあった。
・【特別寄稿】近くて遠い北朝鮮への道のり(森雅史)
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