「ゆるしてニャン」嗣永桃子

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 人気アイドルユニット・Buono!の嗣永桃子が8日、初主演と初主題歌を務める映画『ゴメンナサイ』の舞台あいさつを汐留AXで行い、メンバーの鈴木愛理と夏焼雅、そして安里麻里監督とともに登壇し、「世界中の方に、ももちかわいすぎてごめんなさい」とアピールするなど嗣永節の連発でファンを熱狂させた。

 嗣永といえば、先月放送されたテレビ番組『めちゃ×2イケてるッ!』内のコーナー「AKB以外だらけの大運動会!」で飛び蹴りを食らおうが引きずり回されようがぶりっ子キャラを貫く姿が話題を呼ぶなど、インターネット上でも話題沸騰中のBuono!のメンバーだ。

 この日制服姿で登場した嗣永は、冒頭から「今回演じた役は普段の天使でかわいらしいももちとは真逆のいじめっ子の役ですけど、女優魂全開でがんばりました」とテンション高々にあいさつ。続けて「ももちが(自分を)わいいってアピールすると、ファンの方から『えー』って言われるのは、好きな子をいじめちゃいたくなる心理だと思うけど、今回はいじめる役ということで、役作りもいじめるんだって気持ちを胸にがんばりました」と嗣永節で元気にアピールした。

 また、常に小指を立てて「ファンの方からの愛を受信するアンテナ」としている嗣永だけに撮影では苦労することもあったといい、「シリアスなシーンでは監督から指を(閉じてと)注意されたり大変でした」と嗣永らしい苦労を告白。その後も「わたしもホラー映画はすごく苦手です。怖いシーンもありますが、映像のなかにはかわいいわたしがいるので、丁度中和されてバランスのいい映画になっていると思います」とぶりっ子を全開させたり、「今『ゆるしてニャン』で流行語大賞狙っています」とかわいく猫の手ポーズを披露するなど、元気いっぱいに嗣永節を連発してファンを沸かせていた。

 同作はケータイ小説サイト「魔法のiらんど」で全国の女子中高生80万人を恐怖させた同名小説の映画化。ハロプロのトップアイドル「℃-ute」鈴木愛理と「Berryz工房」嗣永桃子・夏焼雅の3人からなるガールズロックユニット・Buono! が1人2役に挑戦し、高校の文化祭を前に呪いの脚本による恐怖を描く。(取材・文:中村好伸)

映画『ゴメンナサイ』は10月29日より公開

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