11日のセリエＡ第２節で、パルマにホームで４−１と快勝したユヴェントス。フオリクラッセらしい２つのアシストと、中盤を支配するそのプレーで主役の一人となったのが、MFアンドレア・ピルロだ。同選手は試合後、次のように話している。

「良いインパクトだったね。新スタジアムで、ファンを前に、素晴らしい試合がしたかった。ミラン出は僕の放出を悔やんでいる？　移籍は僕が決めたことだ。僕は変化を望んでいたんだよ。そして別の偉大なクラブにやって来た。このユニフォームでうまくやりたいと願っている」

ピルロはMFクラウディオ・マルキージオと良いコンビネーションを見せている。

「クラウディオとはとてもうまくやっているよ。代表のときから知っているしね。僕らの中盤にはたくさんの選手がいる。（ミケーレ・）パツィエンツァと（アルトゥーロ・）ビダルもいるんだ。最高のシーズンにできることを願っているよ」

一方、そのマルキージオは次のように話している。

「完璧な日曜になったね。僕らはかなりの気迫でピッチに向かった。最後の５分間まで、まったく屈しなかったよ。次は、今後の試合でも集中を保っていかなければいけない。それが僕らの進むべき道だからだ」

「去年より僕らは強くなっている？　いつだって強いと感じていたよ。でもこの数年は、問題があったんだ。（アントニオ・）コンテ監督は精神的にその欠陥を取り除くためにやって来た。チームのスピリットが、彼の指揮の仕方やそのキャラクターを反映している」

また、新スタジアムでの初ゴールを決め、ユヴェントスの歴史に早くもその名を刻んだDFシュテファン・リヒトシュタイナーは、「アンドレア（・ピルロ）に感謝しないとね。素晴らしいボールをくれた。あとはシンプルにゴールを決めるだけだったよ」とコメント。次のように続けている。

「最も重要なのは、良いプレーをして勝ったということだ。サポーターにとっても素晴らしい試合になったと思う。僕らは正しい道にいるよ。これを続けなければいけない。これでほかのチームがより僕らのことを考えるようになる？　それは分からないし、興味もない。僕らは僕らがやるべきことをやるだけだ。すべての試合で今日のようにプレーすれば、どこが相手でも苦しめられるはずだよ」