チャンピオンズリーグ予選プレーオフの組み合わせ抽選会が５日、ニヨンで行われた。16日と17日にファーストレグが、23日と24日にセカンドレグが行われるプレーオフで、ウディネーゼはアーセナルと対戦することが決まった。ファーストレグがアウェー、セカンドレグがホームとなる。

ウディネーゼのオーナーであるジャンパオロ・ポッツォ氏は、イタリア『スカイ・スポーツ』に対し、抽選結果について「魅力的な冒険だ。初めてニューヨークへ行くようなものだよ」とコメント。次のように続けている。

「アーセナルは歴史的なクラブだ。この冒険に挑めるのはうれしいね。このレベルになれば、すべてのチームが難しいものだよ。だが、相手が魅力的であればあるほど、選手たちはより力を尽くすだろう。どこと対戦するにしても、レベルの高いチームばかりで、難しくなっていただろう。前回プレーオフに出たときは、スポルティング・リスボンと対戦した。突破することはできたが、いずれにしても非常に難しいラウンドだったよ」

「この状況では運も必要となる。哲学をもってこの経験に臨む必要があるね。いずれにしても、我々のクラブにとっては歴史的な瞬間だ。まだ監督やチームとは話していないけど、私と同じように考えるはずだと確信している。それに、セカンドレグをホームで戦えるのはアドバンテージだ。精神的な後押しになってくれるかもしれない」

プレーオフの組み合わせは以下のとおり。

◆国内上位チーム予選
オーゼンセ（デンマーク）対ビジャレアル（スペイン）
トウェンテ（オランダ）対ベンフィカ（ポルトガル）
アーセナル（イングランド）対ウディネーゼ（イタリア）
バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）対チューリヒ（スイス）
リヨン（フランス）対ルビン・カザン（ロシア）

◆国内優勝チーム予選
ビスワ・クラクフ（ポーランド）対アポエル（キプロス）
マッカビ・ハイファ（イスラエル）対ゲンク（ベルギー）
ディナモ・ザグレブ（クロアチア）対マルメ（スウェーデン）
コペンハーゲン（デンマーク）対ビクトリア・プルゼニ（チェコ）
BATEボリソフ（ブルガリア）対シュトゥルム・グラーツ（オーストリア）

なお、同日にヨーロッパリーグ予選プレーオフの組み合わせ抽選も行われており、ローマはスロバキアのスロバン・ブラチスラバと対戦することになった。ラツィオはマケドニアのラボトニツキと対戦。ラツィオはファーストレグがホーム、ローマはセカンドレグがホームでの試合となる。