マリーンズ 5 − 2 タイガース

マーフィー抹消。荻野貴は右ひざの手術を行い復帰まで1ヵ月半。
暗い話題に事欠かないマリーンズですが、今いるメンバーで立て直すしかありません。

今日から甲子園に場所を移し、マリーンズ同様調子が悪いタイガースとの2連戦です。
今日は左腕吉見で連敗脱出を目指します。

吉見は1回表に新井にタイムリーを打たれ1点を失いますが、その後立ち直ります。
マリーンズもすぐさま反撃し、2回表にはスタンリッジから今江がツーベースを放つと、伊志嶺がレフトへタイムリーツーベースを放ち1−1の同点。伊志嶺はこれがプロ初打点です。

5回表は岡田がヒットで出塁し、高濱が送って1死2塁。ここで井口がしっかりとセンターへタイムリーヒットを放ち2−1。マリーンズが勝ち越しに成功します。さらに福浦がヒットで続くと、5番里崎がセンターへタイムリーヒット!里崎のドヤムリーで3−1とします。

5回裏。2回以降0点に抑えた吉見がブラゼルのヒットと代打関本の四球で1死1,2塁のピンチを招きます。
ところが平野が打ち上げた普通のレフトフライで、なぜか2塁ランナーのブラゼルが2塁に戻れずタッチアウト。ダブルプレーでピンチを脱します。

ロッテよりひどい野球をやるチームがあったとは!
ブラゼルの走塁は草野球でもやらないレベルですよ。これじゃ勝てないはずです。

疲れの見える吉見は6回裏に制球を乱して2アウトから1,3塁のピンチを招き、城島にタイムリーを打たれて3−2と1点差に迫られます。吉見は続くブラゼルに四球を与え2死満塁とした所で降板。2番手は昨日散々だった伊藤です。伊藤は昨日のリベンジとばかりに上本を三振に仕留めチェンジ。見事な火消しを見せます。

7回表には高濱がセンターオーバーのツーベースで出塁します。元気のある選手ですね。その後四球で2死満塁となり、今江タイムリーで4−2。伊志嶺押し出しで5−2。阪神2番手久保田が自滅しました。

3点差にすれば後は逃げ切るだけ。伊藤、内、薮田とつないでタイガースの反撃を封じ、5−2で勝利。ようやく交流戦初勝利を挙げました。

今日は阪神のミスや拙攻に救われたとはいえ、吉見が踏ん張ってくれました。打線も昨日まで入らなかった貴重な中押し点を叩き出しています。さすがの井口に伊志嶺にドヤムリー。好調な選手を中心になんとかつなぎの意識を高めていってほしいですね。

明日も勝って勢いに乗りたいところです。