今シーズンもまた無冠に終わりそうなアーセナルの主将セスク・ファブレガスの移籍説が再燃しているが、アーセン・ヴェンゲル監督は「主力選手を絶対に手放さない」と噂を一蹴した。

昨夏古巣バルセロナから熱烈なラブコールを受けたセスクは、一旦自ら移籍を志願したものの、最終的にはヴェンゲル監督に説得された形でロンドンに留まった。しかしながら、今年もまたタイトルを逃しそうなアーセナルにセスクが愛想を尽かす可能性は十分あり、インテルもセスクに対して移籍金3500万ポンド(約47億6000万円)のオファーを提示する用意があると言われている。

だが、ヴェンゲル監督は、「アーセナルは選手を売却したくない。我々の選手はクラブと契約を結んでおり、クラブが決断しない限り、選手はここに残る。こういった話題はクリエイティブじゃない。記者会見の80%がこういった質問に対する答えだった。こういった話題はやめるべきだね。この手の質問が無意味なことは過去が証明している」とコメントし、チームの核であるファブレガスは残留すると強調した。