中国政府・国家質検総局は25日午後、東京港を寄港して22日に福建省のアモイ(廈門)港に到着した船舶から「異常な放射線を検出した」と発表した。中国新聞社が報じた。

 商船三井に所属するコンテナ貨物船の「MOL プレゼンス(PRESENCE)」で、米カリフォルニア州のオークランドを出航し、17日に東京港に到着。同日午後に出港。アモイ港には21日夜に到着し、22日未明に同港の国際貨物埠頭(ふとう)に接岸した。

 現地当局が、対応を検討しているという。(編集担当:如月隼人)



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