バイエルン・ミュンヘンは今日15日(日本時間16日早朝)のチャンピオンズリーグでインテルと対戦するが、ルイス・ファン・ハール監督は、自身の今季末での退任をクラブが発表したことで仕事が難しくなったと嘆いた。

バイエルンはセカンドレグの試合でホームにインテルを迎える。ファーストレグに1−0で勝利しているだけに、俄然有利と見る向きもある。しかし、バイエルンは先週、今季リーグ戦の不振からファン・ハール監督が今季末で退任すると発表。これがあまりにタイミング悪く、選手に影響を与えないかと、同監督は心配する。

「(インテル戦は)この決定のせいで、以前よりももっと難しくなったと思う。というのも、私は選手といい関係を築いてチームを作っていくタイプの指導者だからだ。選手は私や私のスタッフと精神的な結びつきがあるんだ。それが今やプレッシャーにさらされている」

「プロ選手だから常に試合に集中しなければならない。だが、言うほど簡単ではないんだ。あらゆることが選手に影響を与える。日頃のコンディションや選手同士の関係にもね」