チャンピオンズリーグが再開し、決勝トーナメント1回戦の4試合が今週行われたが、セリエAのチームはミラン、ローマとともにホームで敗れている。これをもってして、セリエAの水準に疑問符を付ける報道がイタリアではなされているが、インテルのレオナルド監督はこれに不満の声を上げた。

「インテルはもうおしまいだ、なんて声が聞こえてくる。ディフェンディングチャンピオンだっていうのにだよ。腹が立つね」
セリエA首位のミランはトッテナムに1−0、ローマはシャフタール・ドネツクに3−2で敗れた。そして、インテルは23日の試合でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。

ただし、レオナルド監督もイタリアサッカー界の問題点をこう指摘する。
「私はこう考えているんだ。フットボールでは、成長を続けなければいけない。それが人々を興奮させるんだ。誰もが、アーセナルとバルセロナは素晴らしいという。それはなぜだろうか? イタリアでも、サッカーのあらゆる面を評価するべきなんだ。いつまでたっても、得点と失点だけで騒いでいてはいけない」