昨年のTVドラマ『Mother』(日本テレビ)で一躍脚光を浴び、その後CMなどにも引っ張りだこの子役、芦田愛菜。子供らしい振る舞いとしっかりした口調を併せ持ち、視聴者からも好感度が高い子役である。1月21日の『ぴったんこカン★カン』(TBS系)では、その芦田愛菜と女優の高畑淳子安住紳一郎アナウンサーが羽田国際線旅客ターミナルをリポートした。

高畑淳子は56歳という年齢から、幼児の孫がいる設定の役柄も演じる。子役の母親は俗に言う“ステージママ”タイプが多く、子供の演技指導や挨拶の仕方まで口うるさい人もいるらしい。
あるドラマで共演した子役の母親の話だ。高畑が出番を終えてスタジオを出ようとした時、「おばあさんが帰るわよ。」と大きな声が聞こえた。子役の母親だった。
「おばあさんに、ご挨拶しなさい! おばあさん、おばあさんによ。」この“おばあさん”の連呼に、酷く傷ついたという高畑。確かにおばあさんの役だけど、「アンタのおばあさんじゃない!」と母親の首を絞めたくなったくらい、不愉快だったと話す。

「だけど愛菜ちゃんのお母さんは、違うの。」と、『Mother』で共演した高畑は語る。芦田愛菜の母親はドラマの撮影中は、スタジオの奥で目立たないように控えている。食事の時間だけ愛菜ちゃんにエプロンを着けさせたりと、世話をする。そして撮影が再開されると、またスタジオの奥に戻って行くという。決して出しゃばらず、遠くから娘を見守っている珍しいタイプの子役のお母さんらしい。

そんなお母さんに育てられたためか、芦田愛菜には子役特有の生意気さが感じられない。少しお行儀が良すぎるかな―とも思うが、子役といってもプロである。仕事に対する心構えが、しっかりしているのだろう。あるお店で安住アナにさくらんぼ柄の風呂敷をおねだりする姿は、本当に可愛らしく微笑ましかった。女優歴34年の高畑といえども、やっぱり名子役には勝てない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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