インテルのマッシモ・モラッティ会長は8日、チャンピオンズリーグ・グループリーグ最終節のブレーメン戦で完敗したことを受け、ラファエル・ベニテス監督に苦言を呈した。負傷からの復帰を目指しているDFマイコンは、これを受けて次のように話している。

「モラッティは会長だし、彼は言いたいことを言える。僕らは自分たちが強いと分かっているし、こういった難しい時期も経験してきたけど、そこから抜け出してきた。問題はないよ。アブダビへ向かい、素晴らしい大会にして見せるさ」

ここまで、マイコンはベニテス監督に“有利”なコメントを口にしていた。だが彼は、ケガ人の問題を言い訳にしてはいけないとも述べている。

「(不振は)負傷のせいじゃない。僕らはこの上なく素晴らしい選手たちによる素晴らしいチームなんだ。ケガのことを言い訳にしてはいけない。原因? 分からないよ。これ以上間違わないために、僕らはそれを見つけ出さなければいけない」

インテルはマイコンの復帰を心待ちにしている。コンディションについて、同選手は「うまく回復しているよ。100%の状態でクラブW杯を迎えられるように願っている。今はどれくらいかって? それは分からないな。チームに大きく貢献できるよう、復帰したいと思っている」と語った。