セリエA第14節でパルマと対戦した昨季三冠王者のインテルが、大量5得点をあげて約1ヶ月ぶりに白星をあげた。
 
これまでの鬱憤を晴らすかのような試合だった。立ち上がり3分にいきなりクレスポに先制ゴールを許したが、これで吹っ切れたのかすぐさま猛然と反撃を開始し、17分、18分と立て続けにスタンコヴィッチがゴール。さらに22分にはカンビアッソがゴールネットを揺らし、あっという間に試合をひっくり返す。 
クレスポに2ゴール目を許し、1点リードで迎えた後半、71分にモッタ、75分にはスタンコヴィッチがハットトリックとなる追加点をあげ、5−2で勝利した。
 
インテルのベニーテス監督は、「クレイジーな試合だった。苦しいときも応援してくれたファンに感謝したい」と述べ、解任報道が吹き荒れていたことについては、「私は落ち着いていた。モラッティ会長との関係は、これまでもこれからも良好だ」と答えた。
 
インテルは勝ち点を23に伸ばし、ミランに6ポイント差の5位となった。
 
また、2位ラツィオはカターニアと戦い、1−1のドロー。勝ち点を27とした。カターニアの森本貴幸は先発出場したが見せ場を作れず、終盤には久しぶりの先発でスタミナ不足に陥ったのか、足もつってしまい、74分に途中交代となった。


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