アレックス・ファーガソン監督が、今回のウェイン・ルーニーの移籍騒動に関して、ルーニーのエージェントであるポール・ストレットフォード氏を批判した。

これまでも、現代のサッカー選手は代理人の懐の中に住んでいると話していたファーガソン監督だが、今回ルーニーをメロドラマの主人公に仕立てたのはストレットフォード氏だと名指しで批判。ルーニーは結局ユナイテッドと新たに5年契約を結んだが、当初チームの補強方針に不満を抱き移籍を示唆したのは、交渉を有利に進めたい代理人の入れ知恵だと示唆する。

「ユナイテッドでの仕事はいつだってタフだよ。いつもあらゆることに対処しなければならない。トッププレーヤーが契約終了間際にやって来たら、新しい契約を交わしてもらうためになんとかしなければならないからね」
「みんな同じだ。今は代理人とやり合わなければならないんだ。それが難しい。選手は問題ないよ。選手とは問題はない。ただ代理人の中には手強いのがいてね」

なお、24日の試合ではケガのルーニーに代わって先発したハビエル・エルナンデスが2ゴールを挙げて、チームの勝利に貢献したが、その頃25歳の誕生日を迎えたルーニーは妻のコリーンと一緒にドバイでケガをした足首のリハビリをしていた。

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