接戦ながらも、試合放棄をするほどの差はなかったものと思われるバンナ。後味悪い結末ながら、京太郎は12月の決勝トーナメントへ駒を進めた

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10月2日(土)、韓国のソウル・オリンピック第一体育館では、K-1 WORLD GP FINAL16が開催された。

12月11日に日本で行われる決勝トーナメント進出=ベスト8を懸けた“FINAL16”では、網膜はく離の手術を受けたレミー・ボンヤスキー、K-1 エース格のバダ・ハリ、そして、一度は推薦枠での出場が発表された元UFC王者アンドレイ・オルロフスキーの欠場など、残念なニュースもあったが、アリスター・オーフレイム、ダニエル・ギタ、グーカン・サキが強烈なインパクトを残す豪快KOで勝ち名乗り。セーム・シュルト、ピーター・アーツらベテラン勢も判定で勝ち上がった。

また、日本人唯一のGP出場となった京太郎はジェロム・レ・バンナと対戦。今大会のベストバウトというべき内容で3Rを戦い抜いたが、判定の結果、延長戦突入が決定すると、判定に不満を露わにしたバンナが、まさかの試合放棄でリングを下りてしまった。

その他にも、オルロフスキーの代打で急遽出場が決まったマイティ・モーは、スタミナ切れを起こしながらもラウル・カティナスに判定勝ち。ロシアのセルゲイ・ハリトーノフは佐藤匠を1RKOで下している。


第10試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○アリスター・オーフレイム
(オランダ)
1R2分8秒
KO
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ベン・エドワーズ×
(オランダ)
第9試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○セーム・シュルト
(オランダ)
3R終了
判定
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ヘスディ・カラケス×
(オランダ)
第8試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○マイティ・モー
(米国)
3R終了
判定
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ラウル・カティナス×
(ルーマニア)
第7試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○ピーター・アーツ
(オランダ)
延長R
判定
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エヴェルトン・テイシェイラ×
(ブラジル)
第6試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○京太郎
(日本)
3R終了
判定
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ジェロム・レ・バンナ×
(フランス)
第5試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○ダニエル・ギタ
(ルーマニア)
2R0分18秒
KO
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エロール・ジマーマン×
(オランダ)
第4試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○グーカン・サキ
(オランダ)
1R2分14秒
KO
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フレディ・ケマイヨ×
(フランス)
第3試合 FINAL16 K-1ルール/3分3R延長2R
○タイロン・スポーン
(オランダ)
3R終了
判定
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レイ・セフォー×
(ニュージーランド)
第2試合 スーパーファイト K-1ルール/3分3R延長2R
○セルゲイ・ハリトーノフ
(ロシア)
1R3分
KO
佐藤匠×
(日本)
第1試合 スーパーファイト K-1ルール/3分3R延長2R
○ジャバット・ポトラック
(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
3R6秒
TKO
ハリッド・ディ・ファウスト×
(ドイツ)
オープニングファイト K-1ルール/3分3R延長2R
○ミョン・ヒョンマン
(韓国)
1R35秒
KO
ソン・ミンホ×
(韓国)