23日、中国紙・国際先駆導報のブログは、記事「日本を見極めろ」を掲載した。四川大地震当時、中国人を感動させた「もう一つの日本人」はどこに消えたのかと問うている。写真は四川大地震被災地で活動した日本の救援隊。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=45671">

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2010年9月23日、中国紙・国際先駆導報のブログは「日本を見極めろ」と題した記事を掲載した。以下はその抄訳。

もし、「仇敵」日本の今回の振る舞いが中国人にとって決して意外な出来事ではないとしたら、2年前の四川大地震は異例なものとして歴史に記録されるだろう。地震発生から5日後、日本の国際救援隊が遺体を前に黙祷している写真が報じられ、「日本よ、ありがとう」という声がネットに駆け巡った。

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恩に報いることを知っている中国人は、最大の善意を以て感謝の念を表した。本紙も「もう一つの日本」と題して、中国国民の驚きを報じた。その後、日中関係の好転に伴い、中国国民の日本に対する態度は変化。「反日」「日本製品ボイコット」の声は消えたかに見えた。

その「もう一つの日本」はどこに消えたのか。名著「菊と刀」にその答えはある。著者ルース・ベネディクトは日本人を礼儀正しい民族だと評価しつつも、「しかし傲慢でもある」と評している。つまり日本はもともと何も変わっていなかった。単に外国の人々が誤解していただけ。黒を白と勘違いしていただけだ。

在日中国人の馬挺(マー・ティン)氏は2008年当時、こう話している。「日本救援隊到着後の『対日観』の変化は、自分たちの価値観から高すぎる評価を与えているだけで、誤解だ」、と。馬氏は根拠に乏しい「日中関係楽観論」は無益なものと評し、「いったんささいなことが起きれば、日本の反中感情は爆発し、中国人の日本評価などあっという間に消えてなくなるだろう」と予測していた。(翻訳・編集/KT)

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