合成麻薬の譲渡ならびに銀座ホステス・田中香織さんに対する保護責任者遺棄致死の罪に問われている元俳優・押尾学被告。初公判を9月4日に控え、被害者の田中さんが勤めていた銀座8丁目の高級クラブ「ジュリア」が7月いっぱいでクローズすることになったという。

「押尾事件の後、客足はぱったりと遠のきました。押尾さえ店に来なかったら、香織さんが死ぬこともなかったし、夢だった銀座のクラブママになっていたかもしれない。残念でなりませんよ」(クラブ関係者)

 田中さんは六本木や新宿のキャバクラで働いたあと、憧れの銀座高級クラブ「ジュリア」にスカウトされ、「麗城あげは」という源氏名でホステスとして勤めていた。入店してすぐにナンバーワンになるなど、将来を嘱望されるホステスだったという。

「あげはは、将来は銀座のママになると言って張り切って働いていました。飛騨高山からご両親を呼んで東京見物をさせたり、親孝行な女性でしたよ。いずれはチェーン店のママにする予定だったんです」と打ち明けるのは、田中さんをスカウトしたクラブ幹部だ。

「押尾のせいですべてが変わってしまった。押尾を連れてきたスポンサーにも道義的責任はあると思いますが、あれから1度も連絡がありません」(同クラブ幹部)

 田中さんの死後、クラブのスタッフは営業努力を重ねてきたというが、風評被害には勝てなかった。押尾が起こした事件によって失われたものの代償は、あまりにも大きいようだ。



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