インテルFWマリオ・バロテッリが「学生最後の日」を迎えた。同選手は29日、卒業試験を受けて、修了証書を受け取ったのだ。学校を後にした“スーペルマリオ”は、満足そうな様子で、自らの将来についてもコメントを残している。まずはインテルについてだ。バロテッリは「残るかどうかは分からない。今は様子を見よう」とコメント。以前から何度も疑念を示している彼は、多くのクラブの関心を引いており、その中にはビッグクラブも含まれている。

「アーセナルにも気に入ってもらえてうれしいよ。(マンチェスター・シティのロベルト・)マンチーニ監督? 彼はオレをセリエAでプレーさせてくれた指揮官だ。いつも連絡はしているし、友達だよ。ミラン? おいおい、何がミランだよ…」

「試験はうまくいったよ。サッカーについてもいろいろと質問された」と語るバロテッリは、新たにインテルの指揮官に就任したラファエル・ベニテス監督について、「もちろん(監督からの試験にも)準備はできている。当然だろ? オレについて良いことを言ってくれている? うれしいことだね」とコメントした。

一方、ワールドカップについては、「ドイツ対アルゼンチン? 良い試合になるだろうね。でも、イタリアがいなくなってから、オレはどこのことも応援はしていない。ただスペクタクルを楽しむだけさ」とつけ加えた。

また、バロテッリの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は、イタリア『ラジオ・ラジオ・TV』のインタビューで、次のように話している。

「私はインテルと話をした。彼らにはプロジェクトがある。バロテッリがマーケットに出されているとは思わないよ。ただ、彼をプレーさせるつもりかどうかは分からない」