CL対アーセナル戦で4ゴールを決めたメッシ。試合開始からアーセナルのプレッシャーに苦しんだバルサだったが、メッシのゴールでチームは蘇った。ボールを持ったらとにかくゴールを目指すメッシの姿勢にチーム全体が活気付いた。

 CL準々決勝、しかも強豪アーセナル相手に4ゴールを挙げたメッシに世界中がお手上げだ。普段はバルサに対し厳しい書き方をするマドリード系のスポーツ紙“AS”も、「メッシはこの世界の人間ではない」と報じている。

 敗れたアーセナルのベンゲル監督も試合後の記者会見で、「メッシはプレイステーションの選手」とメッシの凄さを表現。「まだまだ何年もバルサでプレーできる。信じられないレベルに達する可能性を秘めている。1ゴール目は誰でも決められるゴールではない」と語った。

 CLで1試合4ゴールは、ファン・バステン、シモーネ・インザーギ、プルソ、ファン・ニステルローイ、シェフチェンコに続く6人目。決勝トーナメントでの4ゴールはCL史上初の快挙となった。アーセナルをゴールラッシュで降したバルサ。メッシという最高のゴールゲッターを備え、ついにR・マドリードとのクラシコへ乗り込む。

(スペイン通信)