ファーガソン監督、オフサイド見逃した審判団に不満
マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、1−2で敗れたチェルシー戦の試合後、審判団にかみついた。

チェルシーはジョー・コールのゴールで先制、後半にはドログバが2点目を決めたが、このときのドログバは明らかにオフサイドのポジションだった。その直後にユナイテッドはマケダが1点を返しているだけに、ドログバのゴールがなければ1−1で引き分けていた可能性もあった。

「理解できないのは、ラインズマンはプレーを目の前で見ていたってことなんだ。それなのに間違った判断を下している。これほどの重要な試合なのだから、本当にレベルの高い審判団が必要になるのに、今日はそういうわけにはいかなかった。まったくひどいジャッジだったよ」とファーガソン監督は試合後、スカイスポーツに話した。

この試合で笛を吹いたマイク・ディーン主審については今週、ブラックバーンのマルティン・オルソンがディーン主審はPKをよく与えるという評判なので、バーンリー戦でわざとエリア内で倒れたと発言して、話題になっていた。しかし、オールド・トラフォードの試合では、ユナイテッドは二度のPKのアピールを却下され、チェルシーにも一度そうした場面があったが、PKは与えられなかった。

ディーン主審がオルソンのコメントに影響されていたかと聞かれたファーガソン監督は、「それはわからないが、マイク・ディーンを見たときには不安になったよ。それは認める」と話した。