チェルシー、マンCに今季ホーム初黒星喫す
27日に行われたプレミアリーグの試合で、首位チェルシーがマンチェスター・シティにホームで今季初黒星を喫した。

テリーの不倫スキャンダルというピッチ外の出来事で注目された試合は、42分にチェルシーがランパードのゴールで先制。しかし、前半終了間際にブリッジのロングボールに抜け出したテベスが、チェルシーのセンターバック、テリーとカルヴァリョをかわして、ゴール左隅に同点ゴールを決める。
後半開始6分にはスピードを生かしたベラミーが角度のないところから決めて逆転に成功した。こうなると押せ押せのシティに対し、浮き足立つチェルシー。交代出場したばかりのベレッチが75分にボックス内でバリーを倒して1発退場となると、シティはそれで得たPKをテベスが決めて3−1。チェルシーはさらにテベスへの後ろからのタックルでバラックが2枚目のイエローをもらって退場。87分にはライト・フィリップの突破からベラミーが流し込みシティに4点目。チェルシーもロスタイムにアネルカが倒されて得たPKをランパードが決めて、4−2とするが焼け石に水だった。

チェルシーは勝ち点61のままで、2位マンチェスター・ユナイテッドとの差はわずかに1ポイント。シティは勝ち点を49に伸ばして、4位に浮上した。

アーセナルはアウェイでストークと対戦。8分にピューに先制点を許すが、32分にベントナーが同点に持ち込む。その後ストークは66分にショウクロスがラムジーへのファウルで退場。ラムジーは足を骨折したか、かなりの重傷の模様でピッチからそのまま救急車で運ばれる。
試合は1−1のまま進みドローも目前と思われたロスタイム直前にピューのファウルでアーセナルにPKが与えられると、ファブレガスが落ちついて決めてアーセナルが逆転に成功。さらに7分という長いロスタイムの終わりにはヴェルマーレンが追加点を入れ、3−1で勝利した。
これでアーセナルは勝ち点を58に伸ばして、首位に3ポイント差に迫った。

その他、バーミンガムがウィガンに1−0,ボルトンはウルヴスに1−0、破産申請をしたポーツマスはアウェイでバーンリーに2−1で勝利した。